Maiのリアルエッセイ
Find Me In the Dark
—— あの頃子供だった私たちへ——
目次
Last Episode
Gift— 贈り物
ココロの闇の中で、私が見つけたものは
『結局自分には何もない』という密かに恐れていた事実ではなく
溢れんばかりの大きな愛と
何者にも傷つけられることのない、自分の価値。 それを心から感じていくと 自分特有の良さや能力に、自分で気が付くようになりました。 驚くことにそれは気付いてみると、まるで当たり前のように私の中にずっとあったもの。 当たり前すぎて、それが特別だとは思ってもいませんでした。 胸を張って、それが『わたし』だと宣言したとき それがどれだけパワフルなものかを、初めて知ったのです。 自分でも気付かなかったその能力の一つは 『会った瞬間に、その方の持つ美しさを見出す』というもの。 今まで無意識にしていたことを、意識的にするようになると 『私たち一人一人がどれだけ美しく、特別で パワフルな存在であるかということに気付いてほしい』 という新たな目的が生まれ その目的を定めると、今度はそれを人に伝えようという意欲が芽生え 伝える力が少しずつ育っていき 自分の行うセッションには更に深みが増し そうして活動するうちに、自分自身を信頼するようになりました。 『わたし』という人間は世界にたった一人であり、パワフルな存在だということに気が付くと 過去の傷は、自分の強さとWisdom(智恵)に変わり
悩みは気付きを促すものとなり
相手は自分の愛を映す鏡となり
不運な出来事をチャンスに変える力が育ち
仕事は仕事ではなく、喜びを分かち合うものになりました。 子供の頃、母との関係に適応するために
自分の声を見捨て、従う一方だった私。
『本当の私でいたら、受け入れてもらえない』
という無意識の信じ込みを手放し あの頃の母に代わって、私自身が 自分のどんなに嫌に思える部分も 恥ずべきだと否定したい部分も 受け入れ難い部分も その全てを受け入れた時 穴だらけでバラバラだった私のココロはまんまるに戻り そしてふと周りを見ると どんな私をも常に愛し、手を差し伸べてくれるたくさんの仲間に囲まれていました。 私がココロから受け取ったメッセージを、今度は世界に向けて発信している今 Integrated Healingの仲間たちが歩み寄り、共に歩んでくれていることに 愛と感謝の気持ちでいっぱいです。 ありがとう。 誰かと自分を比べることで、自分の位置を見定め 劣等感を感じたり 優越感を感じるのではなく 私たち一人一人が
自分を本来の自分でいなくさせているもの——
傷跡や、無意識の信じ込みを癒すことで
自らが本当は最高に魅力的な存在であることに気付き 心から望む人生を生きていく。 私たちが安心して本当の自分を表現し、ホンネで語り合い、輝いていくことのできる世界を、皆と共に創っていくことを嬉しく思います。 ————あの頃の私へ 最初からやりたいことがハッキリと見えて、目的に向かって突き進んでいく人もいる。 けれど、そうではない人たち——— 一歩一歩行動するうちに、自分の本当にやりたいことや 目的が段々と見えてくる人の方が 実はもっと多い。 だから、やりたいことがハッキリと見えなくても それをやってうまくいくのか、いかないのか自信がなくても 正しいのか間違っているのか、分からなくても ココロの中の『Yes』の声に耳を傾けて その声を大事にしてあげてください。 そして、もしも自分のココロの訴えていることが分からなかったら 誰かの助けを借りて 自分を深く癒すこと。 そして 今あなたが密かに望んでいることや、やってみたいと思うことがあるのなら それはあなたへの、贈り物です。 それはあなたが自ら行動を起こすことによって 初めて贈り物となるのです。 あなた、という人の特別な美しさに あなた自身が気付いたとき それは強大な力となって あなたの人生に豊かさを生み出し 周囲をも照らしていく光となります。 その美しさを持つのは、世界にあなた一人であり それは自分の中に、当たり前のようにあるもの。 それはあなたに気付いてもらうのを ずっと待っていますよ。
———ママへ
ありがとう。
ママが、ママでいてくれたこと。
私が、私でいること。
ありがとう。
ごめんなさい。
心から、愛しています。
———Mai
無意識のブロックを外し、自分の『やりたい』を見つけ
思いっきり輝くわたしであるために。
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