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Mai Littlebridge

体を触られる嫌悪感 2/2





前回のブログでシェアさせていただいた、体に触られる嫌悪感についてのセッションで、インナーチャイルドを癒すという修正をしたゆみこさん(仮名)。


数日後彼女から、嫌悪感がほぼなくなり、気付いたら着る服までもっとラフなものに変わっている、という嬉しいフィードバックをいただきました。

それまでは触られた時の事を懸念して、家の中でですら肌が出ないような服を選んで着ていたそうです。



そしてその数週間後、ゆみこさんがまたセッションを受けに来てくださいました。

お話を伺うと、体に触られる嫌悪感がなくなってホッとしていた2週間後、生理前1週間になった時、突然また触られる怒りや嫌悪を感じだしたとのこと。


こんな時はその問題について、また別の側面の癒しが必要である事を意味していると、私は理解しています。


体を触られたくない、ということについてお話ししだすゆみこさん。


生理前になるといつも怒りっぽくなったり、頭痛が始まるので、生理に関することだろう、と話すゆみこさんの体はそれについて全く反応を示しません。


体に訊いてみると、体を触られる事が嫌になった要因が7歳の時の記憶にある、ということを示してきました。

そしてゆみこさんに何か思い出せる事があるか訊いてみると、すぐに思い当たった事があるようでした。



「小学校が遠かったので、毎朝一人で電車に乗って通っていたのですが、ある時電車の中でひどい痴漢にあったんです」


その時の事を思い出し、体がこわばるゆみこさん。

ここで詳細は書きませんが、7歳の小さな女の子に、まさか電車の中でそんなことをする大人がいるなんて、お話を伺ってとても信じられませんでした。

当時のゆみこさんはあまりのショックで心臓をバクバクさせながら、恐ろしくて助けを求めることもできず、なんとかその男性の体を遠ざけようと、必死に満員電車の手すりにしがみつこうとしていたそうです。

それは彼女にとってとても受け入れがたい現実で、学校に着いてからも、家に帰ってからも、その後何年もの間、誰にも打ち明ける事ができずにいたとのこと。


「あの時のこと、頭では何度も終わらせようとしたんです。

もう終わったんだ、自分は大人で、もう大丈夫なんだって。でもいくら自分にそう言い聞かせても、体はやっぱり覚えているんですよね。

まるで細胞の一つ一つの中に、あの時の記憶が残っているみたい・・・」



数十年経った今も、未だにそのトラウマが彼女の生活に影響を及ぼしているなんて。

7歳と言ったら私の小さな姪っ子とほぼ同い年。こんなにピュアな子供が、どれだけの衝撃を受けた事だろう・・・

私自身大きなやり切れなさを感じながら、彼女のこのセッションでの目標は一体どんなものになるのだろう、と思いました。


そしてゆみこさんの潜在意識が選んだ目標は、


「7歳の自分を安心させてあげること」でした。



勇気を持って自分の受けた傷ともう一度正面から向き合い、大人になった自分がインナーチャイルドに安心を与える、という選択をしたゆみこさん。

彼女の潜在意識が選んだ修正は、DNAの細胞レベルの環境をクリアリングするというものでした。


ゆみこさんがふと口にしていた「まるで細胞の一つ一つの中に、あの時の記憶が残っているみたい」という言葉そのままに、細胞レベルでの修正のプロトコルが選ばれるなんて。


私たちが普段何気なく口にしている事って、ただの例え話ではなくて、心の奥底や体に起きていることを無意識に伝えている言葉だったりします。


「断腸の思い」

とか、

「腑に落ちない」「首が回らない」

なんてよく聞きますが、こうして体と意識とのつながりをインテグレーティッド・ヒーリング で何度も見ていくと、それがただの例えの言い回しではない事が、よく理解できます。


体って、意識って、なんてすごいんだろう。

私たちが「知らない」と言う中のどれだけが、本当は知っていることなんだろう?

と不思議な感覚を覚えます。




そしてゆみこさんの体は細胞環境のクリアリングをし、インテグレーティッド・ヒーリング のホログラムの中、7歳のインナーチャイルドとつながり、その女の子の痛みを癒していきました。


彼女の女性としてのたくましさ、vulnarable(傷付きやすい、弱い)という名の強さがとても美しくて、涙が止まらない瞬間でした。




私たちは、起きた過去を変えることはできません。

それでも、一生この傷を負わなければいけないという事ではありません。


その過去を乗り越えることを自ら選択した時、私たちは自分の愛につながり、今までよりもっと大きな自分の強さ、その先の可能性とつながることができる。


と、ひたすらに感嘆させられたセッションでした。



ゆみこさんからはその後、嫌悪感がすっかりなくなったとご報告をいただきました。

快くシェアを許可してくださったことに感謝します。


たくさんの女性たちが、癒されていきますように。






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